AED(自動体外式除細動器)とは

AED用キャリングバッグ Y178 
(自動体外式除細動器 [カルジオライフ] 

AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。
AEDは、操作方法を音声ガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。
また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっているので、安心です。最近では、一般市民の方がAEDを使用して救命した事例も増えてきました。

AED(自動体外式除細動器)の使い方

AED(自動体外式除細動器)の使い方は、電源を入れ、電極パッドを胸に貼り付けると心電図を解析して電気ショックを与えるべきかを調べます(心臓が停止した場合には作動せず、心室細動の場合のみ作動します)。
電気ショックが必要と解析した場合には、機械の指示に従ってスイッチを押すと電気ショックを与えます。従来の除細動器は医師などの専門家が使用することを想定されているため手動式でしたが、空港など公共の場に配備されているAED(自動体外式除細動器)は、操作を自動化して医学的判断ができない一般の人でも使えるように設計されています。
操作はいたって簡単で、AED(自動体外式除細動器)の発する指示音声に従ってボタンを押すなど2〜3の操作のみで、取り付けもピクトグラムで分かりやすく説明されており、医療知識や複雑な操作なしに電気的除細動が実行されます。AEDによる除細動の施行と併せて、そばにいる者が心臓マッサージ・人工呼吸を継続して行うことも救命のために不可欠でしょう。

AED(自動体外式除細動器)を使用できるようになった背景

日本で、一般市民が(自動体外式除細動器)を使用できるようになった背景には、アメリカ心臓協会(AHA:American Heart Association)が中心となって策定した救急蘇生国際ガイドラインにより(自動体外式除細動器)の高い有効性が実証されたことと併せて、2002年に高円宮憲仁親王がスポーツ活動中の心室細動により急逝したことの影響も大きいとされています。

心室細動

心室細動とは、心臓の筋肉がけいれんをしたような状態になり、全身に血液を送るポンプ機能を失った状態になる致死性不整脈の一つです。心室細動の唯一の治療方法が、除細動器(AEDを含む)で電気ショックを与えることだと言われています。

電気ショックは時間との勝負

電気ショックは心室細動であれば、どんなときでも成功するものではありません。時間との勝負です。一分一秒でも早く電気ショックを行うことが重要です。
電気ショックの成功率は成功の可能性が1分ごとに7〜10%低下します。日本では、救急車の到着まで平均約6分です。6分時の成功率は40%しかありませんです。救急車が到着する前に傷病者の近くにいる私たち一般市民がAED(自動体外式除細動器)を使用して電気ショックをできるだけ早く行うことが重要になります。

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